医療法人くらたに矯正歯科

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Faqよくあるご質問

皆さんは矯正歯科治療に対してどのようなイメージをお持ちですか?「何となくよさそう」「値段が高そう」「面倒くさそう」など、自分でハードルを設けていませんか?

確かにブラケットなどの装置をつけたり、きちんとした歯みがきが必要であったりと、これまでの生活から変化を余儀なくされることはあるかと思います。装置をお口の中に入れて感じる違和感や痛みに関しては、大変個人差が大きいものです。もし痛みが出る場合でも、おおよそ3日から1週間くらいでおさまります。

また、歯みがきの仕方については随時指導いたしますので、矯正治療をきっかけに正しいみがき方を習得でき、結果的に健康な歯を長持ちさせることができます。矯正歯科治療により理想的な噛み合わせを得ると、咀しゃく能率が向上し、食べ物が噛みやすくなります。

このように、矯正歯科治療により美しい口元、表情が得られると共に、患者さんご自身のQOL(生活の質)がぐんとよくなるということを私たちは治療を通じてお知らせしています。

皆さんの気になる質問にお答えいたします。

何歳頃に相談、治療を始めるのですか?
歯並び、噛み合わせがおかしいと気づいた時点で、なるべく早く歯科医師に相談されることをお勧めします。治療開始時期は、症状によって違ってきます。
大人でも矯正治療はできますか?
矯正歯科治療に年齢の制限はありません。最近は、大人の方でも矯正治療を受けている方はたくさんいらっしゃいます。
治療は痛くありませんか?
初めて装置をつけたときや矯正力を調整したときには、3~4日、歯が浮いたような痛みがありますが、1週間程度でこの痛み(感覚)もおさまります。また、痛みを生じる期間には個人差もあります。
矯正治療中、むし歯や歯周病にかかったら?
矯正治療を始める前に検査をして、むし歯や歯周病がある場合は先に治療を済ませます。もし途中でむし歯治療や歯周治療をしなければいけなくなると治療期間が長引いてしまうので、むし歯や歯周病にならないようにしっかりと予防することが大切です。
どのくらいの治療期間と通院が必要ですか?
症状、治療内容によって通院回数や期間は異なります。治療開始までに、検査、診断、歯みがき指導などで2~3回。お口の中に装置が入る動的治療においては、だいたい月に1回程度を1~3年くらい、治療後は取り外しのできる装置を2~3年程度使用し、その間、歯が元に戻らないように通院が必要です。
歯を抜かずに治療したいのですが
治療を進めるにあたり、場合によってはやむを得ず健康な歯を抜くことをお勧めすることがあります。それは、矯正治療が必要となった不正咬合の原因を除去し、長期に安定した歯並びと噛み合わせをつくることが私たちの責務と考えているためです。くらたに矯正歯科では、治療上の都合というより、患者さんの長い人生を考えた上で最もよい方法を優先して治療方針を提案しています。
子どもが矯正治療中で歯並びがよくなってきたので、私もするかどうか迷っています。このような年齢でもメリットはありますか?
矯正治療は、歯とそれを支える骨がしっかりしていれば40歳、60歳であっても年齢に関係なく治療を行うことができます。矯正治療中は、正しいきちんとした歯みがきの仕方を習得していただきます。きちんとした歯みがきの習慣は生涯役に立つものなので、矯正治療終了後はきれいになった歯並びの状態下においてむし歯や歯周病になる確率をぐんと減らすことができ、お口の中の健康を維持しやすくなります。

それと同時に、ご自身が身を持って注意深く歯をみがかれることによって、お子さんへよい影響があると思います。歯の大切さについてお子さんとご一緒に学習されるお父さんお母さんは、まさに理想の姿です。また自分を尊重し、自信を持てるようになるのに年齢的に遅いということは決してありません。矯正治療はしたいと思われたときがベストのタイミングなのだと思います。
永久歯が生えるまで様子を見ましょうと言われましたが、そのまま放っておいてよいのでしょうか?
自然に治る可能性もありますが、それは極めて少ないです。成長を利用してうまく導いていく方法がありますので、ご相談ください。当院では、永久歯が生え揃う前から治療を開始し、適切な位置に永久歯が生えるように改善していきます。ただし、永久歯が生え揃ったあとにII期治療に移行しなければならない場合もあります。
受け口ですが、いつから治したらいいですか?
お子さんの場合、そのままの状態だと下のあごがより成長しやすい状態と考えられます。早期から治療を行うことにより、比較的負担の軽い治療で改善できる可能性が大いにありますので、気になられた時点での受診をお勧めしております。

大人の方の場合は、一般的な矯正治療のほかに下あごの骨を動かすという外科的手法を用いることがあります(保険が適用されます)。しかし、受け口の方全員が外科手術を行うわけではなく、矯正治療だけで改善される場合が多くあり、それは骨格の状態によって異なります。

噛み合わせをよくするため、そして患者さんが持つお顔立ちから美しさを引き出すために、より適した治療法をご提案いたしますので、お悩みになる前に一度ご相談ください。
ラグビーをやっていますが、矯正治療はできますか?
ラグビーをはじめ、柔道、空手などの激しい接触をするスポーツの場合、そのままだと装置が壊れる、装置によりお口の中を傷つけることなどが考えられます。それらを未然に防ぐために、ラグビーなどのスポーツをされる際にはマウスガードを使用していただいています。あらかじめご相談ください。
矯正装置により、しゃべりにくくなりますか?
一般的にどの矯正装置でも最初は一時的にしゃべりづらくなりますが、装着して3日~1週間くらいすれば装置に慣れ、普通にしゃべることができるようになりますのでご安心ください。ただ舌側矯正装置の場合は、外国語などにある特別な(歯の裏を利用するなどの)発音に関して、慣れるのに時間がかかることがあります。矯正治療が終わってしまうと、舌を含むお口周囲の機能がよくなり、むしろ発音が改善される場合があります。
転勤などで引っ越す場合はどうなりますか?
装置にもよりますが、通常、患者さんには1か月に1回、装置の調節を行うためにご来院いただいています。もし遠方へ転居される場合、患者さんによっては受診の間隔を若干延ばして(1か月半に1回くらい)当院へ通っていただいております。一方、通院が困難な場合は転居先の専門医を紹介しております。信頼のおける専門医をご紹介し、スムーズに引き継ぐためにも、その場合はなるべく早めにお申し出ください。